アメリカではサプリメントの成分などの規制はFDA(Food
and Drug Administration)が行っています。サプリメント用の規制はDSHEAと呼ばれ、新しい材料成分は安全試験を行い、DSHEAに登録して初めてサプリメントに使えるようになります。ですから日本に出ていない成分でアメリカで販売されているものが多くありますが、それらは充分な研究を経てFDAの基準をパスして商品化されたと考えてください。
最近アメリカで最も人気のある7-keto(7-ケトン)なども日本では成長ホルモン関係であると言うことでまだサプリメントの成分としては許可が下りていませんが、アメリカでは数年間の動物、臨床実験の後DSHEAに登録されサプリメントとして発売されました。
日本で2001年からサプリメントの成分として仕えるようになり、脚光を浴びているCo-Q10もアメリカではかなり前からサプリメントとして使われています。
世界最大の医学研究所である米国立衛生研究所にはDSHEAの設立と同時に栄養補助食品室が設けられ、サプリメントの科学的なバックアップをする体制もとられています。またラベルコミッションという政府機関ではラベルに科学的に正しい情報が載せられているかも確認しています。サプリメントのラベルは日本よりもはるかに厳しい基準となっています。アメリカは病気を予防する予防医学、つまりサプリメントに関する条例や、国民の意識が政府のバックアップの元に発達していると言えるでしょう。
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